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晩冬の戦略家〜ロウバイ

フラワーヒーリングセラピストの希依です。

春になると次々と花が咲き始めるわけですが、
春になる前にフライングのように咲き始める花が ロウバイです。

春のフライングの花ですから、 ロウバイは冬の花です。

お花をロウで固めたような質感から蝋梅になったという説や、
旧暦の12月のことを臘月(ろうげつ)といいますが、その12月に咲く花だから蝋梅になったという説があります。

ころんと丸い花の形や 細長い花弁が特徴のものなどがあり、 1月の花見の楽しみです。
基本蝋梅というと黄色い花びらで中が赤いものをいうそう。

先日ロウバイを見に行った時は雪で、 まさに雪中花でした。

どんなに寒くても日が当たらなくても 丈夫に育っていつの間にか花を咲かせるので、
奥ゆかしいというイメージまでありますね。


そのロウバイはとても戦略家なんですよ。

ロウバイのプロフィール

ロウバイは蝋梅と書くことから ウメの仲間と思われがちですが、
実際はロウバイ科ロウバイ属の植物。 もうちょっと上を辿るとクスノキの仲間です。

クスノキはとても良い香りのする植物が多いので、 ロウバイもとても良い香りがします。
この香りと黄色い色で 寒い時期にも活動できるハナバチやアブを引き寄せています。

春先の花が黄色いのも
まずこの昆虫が認識しやすい黄色の花を咲かせて、
昆虫をちゃんと引き寄せて、
受粉の手伝いをしてもらうこと

が生き残り戦略だからなのです。

とはいえ、
蝋梅のように寒い時期の花は虫が来なかったら
最悪自家受粉もできるような花の仕組みになっています。

ロウバイの花からすると

受粉するならやっぱり他の花から受粉したいよね。
寒い時期に花を咲かせておけば独占状態だよね!
虫が目立つように黄色の花にしておけば目立つし。
でも虫が来なかったら自家受粉できるように準備しとかなきゃ。


ということでしょうね。

植物って本当に戦略家ですね。
まだ今週までは見頃ではないかと思うので、 ロウバイの花を楽しんでいてくださいね!
あ、この寒い時期 2月とか11月とかのハチ類は とても気が立っているのでお気をつけくださいね!

この蝋梅の香りは甘くフルーティーな香りです。
海外ではwinter sweetsという名前で呼ばれています。

メイン成分は モノテルぺノール類のリナロール、ボルネオール(竜脳)、シネオールに加えて、
カンファーなどの成分が含まれます。
鎮静効果があり、精神を落ち着かせてくれる香りなのです。

また開花前の花を採取し、乾燥させた後、 油を使って成分を抽出した蝋梅油というものがあり、
火傷や解熱や咳止めに使われていたそうです。
今でも水虫の薬に入っているとか。 皮膚の炎症に効果があるとされていたのですね。

最近は香料として手作り香水などにも使われています。

先日の鎌倉散歩では当日が雪になってしまい、長時間はいっれなかったのですが、
サザンカ 水仙やヒメツルソバも咲いていました。 山茶花はもうそろそろおしまいかな。

昨日まで寒くて今日は暖かい。まさに三寒四温の時期ですよね。
気温が上下しやすい時は体調も崩しやすくなります。お気をつけくださいね!

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