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なごみはなたび

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傷を癒やす、すべてを癒す〜ヤロウ

2020年2月10日

フラワーヒーリングセラピストの希依です。


今日のハーブはヤロウです。
繁殖力が強く、日本では雑草として野生化してますね。
古くから傷を癒やすハーブとして 止血や傷の治療に使われてきたハーブです。
美肌にも効果があるんですよ。
その歴史は4万年前に絶滅したネアンデルタール人が 使っていた可能性もあるらしいのです。

そのヤロウをご紹介します。

ヤロウのプロフィール


ヤロウはセイヨウノコギリソウのことです。
キク科の多年草で、茎がまっすぐ伸び、
上の方でいくつかに枝分かれして花芽をつけます。
ノコギリソウというくらいですから、 葉はノコギリのような見た目です。
原産地は欧州で、学名は Achillea millefolium です。

花の色は白、ピンク、紫ととても色とりどり。
同じキク科のジャーマンカモミールににた爽やかな香りがします。
それだけに種類は多く、 日本では古くからノコギリソウが使われてきました。
こちらの学名は Achillea alpina

セイヨウノコギリソウが入ってきたのは明治に入ってからで、
繁殖力が強く、あっという間にこぼれた種で野生化し、 雑草としても見ることができます。

シャニダール洞窟で見つかった?

ヤロウの花粉が大量に見つかった場所が シャニダール洞窟。
ネアンデルタール人のお墓と言われているところです。
ネアンデルタール人にも 死者に花を手向けることがあるのかとか
治療に使っていた可能性があるかもしれないと話題になっていました。

現在の研究では 宗教儀式があったとは思えないことや
近くに生息するスナネズミが花や花粉を溜め込む習性があることから
スナネズミの仕業ではないかとも言われ始めているそう。
あら、ざんねん〜

4万年以上前の話ですし、
イラク戦争当時、略奪にあい、ほとんどが失われてしまいましたから、
推測の域は出ないようですが。

日本のノコギリソウ

日本の平安時代には女止(メト)といいました。
その後、 安之久佐(あしくさ)女止久佐(めとくさ)と呼ばれていたそう。
安之久佐は足草ということで、 鋸歯の葉をものさしに見立てて歩みを調べる
女止久佐は目途草で、 鋸歯の葉をものさしに見立てて目途をつける、目指すところを調べるなどの意味があったそう。

西洋では枕に敷いて眠ると未来の伴侶が見えるとされたので、
東西変わっても目指すところを見るということは同じのようですね。

美容にも健康にも使われます

美肌に良いとされるのは葉と花です。
体の発汗を促し、消化を助け、浄化作用もあり、 体の血液循環を良くします。
特に止血に優れているので、 月経過多で痛みを感じる方にとても効果的だとされます。
体を温めて血行を良くなって、 老廃物を溜め込まなくていいのですから お肌はきれいになりますよね。
シミや毛穴のつまりもパックをすることができます。

また発汗を促すことで、 熱や風邪、インフルエンザの治療を助けます。
心には更年期の症状の感情の乱れにいいとされます。
漢方ではセイヨウノコギリソウは西洋蓍草 ノコギリソウは蓍草として登録があるそうです。
中国では蓍(シ)というそうです。
すべてを癒す、陰陽のバランスを取るとして 使われています。

足湯とゴマージュ

今回はお茶として飲むには苦すぎるので、 かんたんな足湯とゴマージュをご紹介します。
血行促進にとてもいいのでおすすめです。

足湯

洗面器もしくは足湯用の入れ物に ヤロウとラベンダーをひとつかみづつ入れます。
熱湯を1リットル注ぎ、5分ほど抽出。
その後水を足し、足湯として気持ち良い温度にしたら、 足をつけ15分ほどのんびり浸かります。

ゴマージュ

ゴマージュはハーブパウダーに熱湯を加えてぽってりさせ、
それを肌に載せて優しくこすり、古い角質を取り除く方法です。

こちらもヤロウとラベンダーを1:1づつ用意します。
皮脂分泌がとても盛んな方におすすめです。
頻繁に行わず、週に1〜2度程度がいいと思います。

ヤロウまとめ

今回はヤロウことノコギリソウをご紹介しました。

繁殖力が強く日本にすぐに居ついてしまった帰化植物ですが、
実は健康にとてもいいのですね。
特に発汗を促すことで風邪やインフルエンザの治療を助けたり、
更年期の心の乱れにもいいのですから、女性に嬉しい効果のある植物でした。

馴染みはなくても雑草として見かけるかもしれませんね。


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