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寒い冬に彩りを添える眠りを誘う花〜スイセン

2020年11月17日

フラワーヒーリングセラピストの希依です。

冬のあまり花のない時期に 楽しませんてくれる花の一つがスイセンです。
雪中花とも呼ばれています。

道端でも咲いている姿を見かけますね。

日本には中国経由で平安〜室町時代に入ってきたようです。
俳句に数多く詠まれており、 水仙や雪中花が出てきたら冬の俳句になります。

写真AC

日本で広く咲いているのは
ニホンズイセンでよく見かけるのでおなじみですよね。

中央の突き出ている部分は副花冠というそうですが、
黄色く、花びらが白い小ぶりの花が咲きます。
黄水仙はもう少し後に咲き始めます。

原産はヨーロッパの地中海沿岸地域で、
ヒガンバナ科ナルキッソス属です。

日本水仙の学名は 
Narcisssus gazetta var. chinensis

日本では春を告げる縁起の良い花です。
でも冬の季語なのよね。

ナルキッソスは水に映る自分の姿に恋をして、ずっと眺め続けて花になった。
というギリシャ神話に由来します。
ナルキッソスの語源の言葉は麻酔、睡眠などの意味を持っており、
睡眠を誘う、麻酔の意味のナルコティックの語源です。

水仙は中国で水辺で咲く様子を仙人に見立てたことから名前がついたそうです。
水仙を音読みして、スイセン。
古くから新春のおめでたい花とされてきました。

香料としての水仙はとても貴重な天然香料で、
シャネルNo.5などの高級香水にも使われています。

この採取法は溶剤抽出法が使われ、 アブソリュートと呼ばれます。
有機溶剤を用いることで水蒸気蒸留法では取り出すことができない成分まで、
多く取り出すことができます。
ストレス軽減や鎮静作用がある香りです。

精油として出回る量は決して多くなく、高価です。
ハイクラスの香水用に使われる分のみ、採油されているようです。
たぶん、香水メーカーがこれだけの量を欲しいということから生産をするようなので、
滅多に市場に出ないのだと思われます。

高価なのでアロマテラピーではあまり使われませんが、
花を飾って香りも楽しむことができます。

写真AC

最近になって野草取りをする方も増えてきました。
実はスイセンはニラやカンゾウ類(ノカンゾウ、ヤブカンゾウ、クワンソウ) アサツキに
似ているので誤食で中毒症状を起こす方も増えています。
年間20名ほどの報告があるそう。
特に若芽の頃のカンゾウ類やアサツキはよく似ているのだとか。

スイセンにはアルカロイド系のリコリンという毒があり、葉や球根に含まれます。
球根は玉ねぎと似ているそうで、
しかも道端に咲いているとあって間違えて食べてしまうことが多いのだとか。

悪心、発汗、下痢、嘔吐、頭痛などの症状が出ます。

スイセンの見分けのポイントは
厚めの広い葉が真っ直ぐに立ち上がり、 地上部の根本が1枚の紙で巻かれたようになっています。

カンゾウ類は葉が折り重なっており、人の字を逆さにしたような生え方をしています。
またにニラには香りがあります。

気をつけてくださいね!

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