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体内で吸収されないあま〜いお茶〜アマチャ とテンチャ

目安時間 2分

フラワーヒーリングセラピストの希依です。

先日味噌仕込み会の時に甘い味付けの話になり急遽お茶としてアマチャ をお出ししました。

ヤマアジサイを交配してできたアマチャ は灌仏会(かんぶつえ)の際に使われています。
灌仏会はお釈迦様のお誕生日をお祝いするもので、日本では4月8日に行われています。
その際にお釈迦様の像にアマチャ を誕生の際の生湯のようにかけてお祝いをします。

さてこのアマチャ 。
本当にびっくりするほど甘いのです。
この甘みは生の葉を発酵させると甘みが出るもので、クマリン類のフィロズルチンがその甘さの元です。
このフィロズルチンは人の体の中で消化吸収されないので、
糖尿病患者や肥満症患者の甘味料として使われます。

アマチャ についてはこちらもご覧くださいね!
アジサイの変種は甘いお茶になる〜アマチャ

テンチャにも同じ成分が含まれていますね。
テンチャはバラ科キイチゴ科の植物で、生薬名を甜葉懸鈎子(テンヨウケンコウシ)といいます。
甜葉懸鈎子は春の新鮮な若葉を採取して、発酵させてから手揉みし、さらに日干しで乾燥させたものです。

このテンチャにはクマリン類のフィロズルチン以外にも、ステビオサイド、ルブソシドなどが甘み成分で、
砂糖の甘みの300倍以上の甘みと抗がん作用、抗アレルギー作用が認められています。
そしてフィロズルチン同様人体の中で消化吸収されません。

また甜茶ポリフェノールなどは、動脈硬化の予防に良いとされ、
最近では甜葉懸鈎子(てんようけんこうし)が花粉症のアレルギーに有効だといい注目されています。

テンチャも飲むだけではなくお料理にも賢く使っていくといいですね。


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この記事を書いた人

花氣学鑑定師 希依

花氣学鑑定師の希依です。 心が軽くなる人と人の繋がりや名前から使命を読み解き、香りとお花で『ココロとカラダの整え方』を発信中/IFA認定アロマセラピスト20年/和ハーブインストラクター&フィールドマスター/趣味は植物園巡りとお散歩/自然治癒力学校メルマガ日常セラピーにも執筆しています。SNS↓もチェックしてね!

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