ハーブ

砂糖の代わりになるアマチャを使って甘夏のジャム作り

目安時間 3分

フラワーヒーリングセラピストの希依です。

気になっていたことをやってみました。
アマチャ だけでジャムは作れるの?と思ってとてもいい甘夏が手に入ったので作ってみました。

アマチャ はヤマアジサイの変種と言われ、葉自体には甘みはないものの、
葉を乾燥させる間に発酵し、甘みが生まれます。

甘み成分はクマリン類のフィロズルチンという成分で、
ショ糖の400〜800倍の甘さがあるのだとか。
苦味成分としてのタンニンを含みますが、カフェインはありません。

そしてフィロズルチンは人の体の中で消化吸収されないので、糖尿病患者や肥満症患者の甘味料として使われます。
後は醤油の味付けとか歯磨き粉や口内清涼剤の甘みもこのフィロズルチンが使われているのだそうです。
意外と馴染みのある甘さなのかもしれませんね。

前に豚肉の角煮を作った際に砂糖を使わずにアマチャ だけで甘味をつけました。
ジャムはそうはいかないと思ったので、
アマチャ +てん菜糖(必要分量の半分)にしてみました。
ジャムを作る際に必要な砂糖は果実のだいたい50〜60%と言われます。

今回の甘夏の重量は450gでしたので、砂糖は225〜270g必要ですが、
アマチャ 2g+砂糖100gで十分に甘いジャムになりました。

甘夏の皮が柔らかくなる前に煮詰まってしまったので、後でもう少し水分を加えて煮直してもいいかもしれません。
次回はさらに砂糖の量を半分にしてみようかと思います。
そのためには先にアマチャ でシロップのように煮出しておく方がいいのかな。

先日のお味噌仕込み会の際にお疲れ様のお茶としてアマチャ をお出ししたのですが、
その甘さに驚いていらっしゃいました。
そして柑橘(タチバナ)の果皮がありましたので、それを入れてもらうと味わいが変わるのです。
私自身もタチバナ果皮を入れた後のすっきりさが好きです。

砂糖がわりになって消化吸収もしないて排出されるなんてなんて素敵なハーブなのでしょう。
もう少し量があるので使い倒して行こうと思います。


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この記事を書いた人

花氣学鑑定師 希依

花氣学鑑定師の希依です。 心が軽くなる人と人の繋がりや名前から使命を読み解き、香りとお花で『ココロとカラダの整え方』を発信中/IFA認定アロマセラピスト20年/和ハーブインストラクター&フィールドマスター/趣味は植物園巡りとお散歩/自然治癒力学校メルマガ日常セラピーにも執筆しています。SNS↓もチェックしてね!

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