ハーブ

艶やかな葉が自らを守る〜ツワブキ

目安時間 3分

フラワーヒーリングセラピストの希依です。

今日は昨年から書こう書こうと思いつつ、
延び延びになっていたツワブキです。

どこにいっても見かけますよね。

育てやすく、いざという時の食料にもなる。
そのツワブキをご紹介します。

ツワブキのプロフィール

ツワブキはキク科ツワブキ族の多年草です。
冬にも緑の葉が生き生きと育ちます。

姿形はフキとそっくりです。
フキもキク科フキ属ですが ツワブキとは属名が違います。

花は秋から冬にかけて黄色い花が咲きます。
ツヤのある葉は
海岸沿いで自生するのに潮風から身を守っています。

名前の由来はツヤのある葉、艶蕗(ツヤブキ)から
ツワブキとなったようです。

ほったらかしでも育てやすく、
日陰でもOKで、
勝手に増えていってくれるほど強い植物です。
1年中枯れることのなく、
花の少ない時に咲くので、
庭木として植える方も多いようです。

しかも食べられます。
鹿児島や沖縄では佃煮にしたり、
豚肉と煮込んだ料理、炒め物や菓子になるとか。
キャラブキの佃煮は有名ですよね。 ま

た三重県の方では押し寿司の際に 食さないものの葉を使うそう。

このツワブキにはアルカロイド系の毒があり、
アクを抜くにもとても手間がかかります。


ツワブキの下処理の仕方はこんな感じ。

1、軽く湯がいて皮をむく
2、酢を混ぜたお湯で煮直す
3、1日以上水にさらす

フキよりも手間も時間もかかりますね。


毒があるということは 薬効もあるということですから、
ツワブキも民間薬として使われてきました。

茎や葉を乾燥させに出したものは喉の痛みに、
生葉を火であぶり、揉んで柔らかくした葉を
火傷やおでき、切り傷などの患部に貼るそう。
何度か繰り返すと膿も出て綺麗になるとか。

本当に生活に密着していた薬草でもあったのですね。

あなたのお庭の一角に ツワブキが育っているかもしれませんね。

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この記事を書いた人

花氣学鑑定師 希依

花氣学鑑定師の希依です。 心が軽くなる人と人の繋がりや名前から使命を読み解き、香りとお花で『ココロとカラダの整え方』を発信中/IFA認定アロマセラピスト20年/和ハーブインストラクター&フィールドマスター/趣味は植物園巡りとお散歩/自然治癒力学校メルマガ日常セラピーにも執筆しています。SNS↓もチェックしてね!

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