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夏越の祓と茅の輪の『茅』

フラワーヒーリングセラピストの希依です。

今日で1年も折り返し。
夏越の祓で茅の輪をくぐりに神社に行かれる方も多いでしょう。
その茅の輪とそれに使われている茅についてお話ししたいと思います。

夏越の祓

夏越の祓は1000年以上も前から行われてきた大祓神事です。
伊弉諾尊(イザナギノミコト)の禊祓(みそぎはらえ)を
起源とするものだとか。
心身の穢れや厄災を払い清める儀式が行われます。

茅の輪

夏越の祓の際、神社の参道に置かれているのが
茅(ちがや)という植物で作られた直径数メートルの輪。

この茅の輪をくぐることで災厄を祓い清めるというものです。
茅の輪くぐりは素戔嗚尊(スサノオノミコト)に由来するとされています。

茅(チガヤ)とはどんな植物?

茅の輪くぐりに使われるチガヤ。
日当たりの良い空き地に一面に生え、
白い柔らかな穂を出すイネ科の植物です。

かつては食用にもされました。
チガヤはサトウキビと近縁種だそうで、
根茎や茎に糖分を蓄えるのだとか。

噛むと微かな甘みがあり、
子どもたちのおやつだったのだそう。
機会があれば試しに噛んでみようと思います。

古来より使われてきた植物

チガヤの由来はチは千を表し、
群がって映える様子から千なるカヤの意味です。

古事記、万葉集にはチ(茅)といい、
花穂はツバナとかチバナとして登場します。
この花穂は柔らかく火をつけるときの火口に使われました。

その尖った葉先が
スサノオが八岐大蛇を対峙したときに尾から出てきた
天叢雲剣(あまのむらくものつるぎ)のように例えられ、
神聖なものとされたのです。

そのチガヤを束ねて茅の輪を作り、
それをくぐることで邪気払いにしたのですね。

どのように利用されてきたの?

チガヤは多年草であり、匍匐性の根を張り巡らす植物です。
また日当たりが良くないと育ちませんから、
背の高い他の植物に邪魔されると次第に消えていきます。

そのため昔から家畜の餌や田畑の肥料として丁寧に刈り取られたり、
野焼きをしてチガヤ草原が維持されてきました。

現在は河川の土手などに草刈りや焼いたりして
そのチガヤ草原が維持されています。

セイタカアワダチソウにとって変わられたところも多いと聞きます。

チガヤの仲間は?

チガヤの仲間はススキ、アシ、チガヤを含めて茅(カヤ)と呼ばれ、
茅葺(かやぶき)屋根に使われています。
水に強いので屋根に使われたのですね。

お薬にもなります

チガヤの根茎は日干しや陰干しをすることで
茅根(ぼうこん)という生薬として使われます。
利尿作用や浄血、止血作用があるそう。
漢方薬にも使われています。

海外では?困りもの?

日本以外の熱帯から亜熱帯にかけての雨季、乾季のはっきりしたところでは
チガヤの仲間がよく繁殖するそうで、
『世界最強の雑草』と呼ばれているそう。

特に東南アジアで森林を破壊するほどの繁殖力を持ったチガヤの種類があり、
チガヤ草原ができてしまうと森林に戻すのは難しいと言われます。

まとめ


ただの雑草だと思っていたものが
日本の生活に密着してきたことがわかってくると、
少しでもその風景残していきたいですね。

茅の輪くぐりをされるときにそういえばそんな植物だったなと
思い出してみてくださいね。

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