和ハーブ

万葉の頃からのお付き合い〜タブノキ

2020年5月9日

フラワーヒーリングセラピストの希依です。

お香の話を書いた時に出てきたタブノキ。
先日近所の神社参へ拝した折、
新芽が出ていたのを撮ってきました。

で、写真を今確認したら
タブノキの新芽に他の植物が蔓を巻いているようです。
なんだか窮屈そう。。。

神社の御神木で近くまで寄ってみることができなかったので、
また近いうちに確認してこようと思います。

そんなタブノキのお話です。

タブノキのプロフィール

タブノキはクスノキ科タブノキ属の常緑の広葉樹。
椨と書きます。

高さは20m、太さも1m以上になることもあります。

幹の表面は灰色でゴツゴツした感じ。
葉は少し肉厚、表面がつるっとしています。
新芽は紫外線から若い芽を守るためにすこし赤みを帯びています。

花はちょうど今頃咲いているはずなのですが、
黄緑色で目立たないだけではなく、
高いところで咲いているので見えないですね。

8〜9月には1cmほどの黒い果実ができ、
アボカドに近い味なのだとか。
ちなみにアボカドもクスノキ科の植物です。

タブノキといえばお香の材料として有名なのですが、
これは樹皮に粘液が多いことで、
香りの元になる香木を固めることができるためです。
樹皮を乾燥させて粉にしたものをタブ粉と言います。
お線香のベースになっているものなのですね。

また樹皮は染料としても使われます。
タブノキで染めた色は樺色(かばいろ)といいます。
(ヤマザクラでも樺色になります)

このタブノキで染めたので有名なのが 黄八丈なのだそうです。
黄色はコブナグサ、黒はスダジイ、
樺色の部分はタブノキで染めた糸で織り上げます。

タブノキは「霊が宿る木」とされ古代では信仰の対象だったそうです。
霊(たま)の木と呼ばれて、 それがタブノキに変わっていったとのこと。

万葉集の大伴家持が詠んだ

磯の上の都万麻を見れば根を延へて
 年深からし神さびにけり

という歌の この都万麻(つまま)がタブノキだと言われています。

万葉の時代よりもさらに昔から 日本で大事にされていたのですね。
その木の大きさに その悠久の歴史を感じますね。

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