和ハーブ

アジサイの変種は甘いお茶になる〜アマチャ

目安時間 2分

フラワーヒーリングセラピストの希依です。

雨になると途端に綺麗に見えるアジサイ。
このアジサイの変種がアマチャです。

ヤマアジサイの変種と言われ、
葉を乾燥させる間に発酵して甘みが生まれるというもの。

ヤマアジサイの甘みがある種を何度も交配させて 作られたのがアマチャなんですね。

生薬として日本薬局方に載っており、
糖尿病患者さんの甘味料として使われたりしているそう。

甘み成分はフィロズルチンという成分で、
ショ糖の400〜800倍の甘さがあるのだとか。
苦味成分としてのタンニンを含みますが、 カフェインはありません。

見た目はガクアジサイにそっくりであまり区別がつきません。
見分け方は卵形の丸い葉のアジサイに対して、
アマチャは少し小ぶりで細長い葉をしているのだとか。

飲み物としての歴史は結構古くて、
春の灌仏会(花祭り)の際にお釈迦様にかけるお茶として 用いられています。
これはお釈迦様のお誕生の際に八大龍王がこれを祝って
産湯に甘露を注いだという故事に由来しています。

アジサイは毒があり食用にはなりませんが、
アマチャは甘みのある飲み物として親しまれてきたのですね。

昔から食用にされてきたとはいえ、 アジサイの変種ですから、
大量の摂取はやはりしないほうがいいかもしれません。

このアマチャを使って 豚の角煮を煮るレシピがあったので、
作ってみようと思います。

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花氣学鑑定師 希依

花氣学鑑定師の希依です。 心が軽くなる人と人の繋がりや名前から使命を読み解き、香りとお花で『ココロとカラダの整え方』を発信中/IFA認定アロマセラピスト20年/和ハーブインストラクター&フィールドマスター/趣味は植物園巡りとお散歩/自然治癒力学校メルマガ日常セラピーにも執筆しています。SNS↓もチェックしてね!

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