てんびん座満月のお花解説
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フラワーヒーリングセラピストの希依です。
メルマガで満月のお花のメッセージを出したので、
ブログではそのお花のご紹介をしようと思います。
今回選んだお花は
八重桜
姫りんご
山吹
どのお花もバラ科の花で、 今頃お花が咲きます。
八重桜
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八重桜は品種というわけではなく、
八重咲きに咲く桜の総称です。
カンザン、ショウゲツ、イチヨウ、
シオガマザクラなどの 品種があります。
開花はソメイヨシノから1〜2週間遅く咲き、
桜終わっちゃったな〜と思う頃に咲き始めます。
平安時代の女流歌人 伊勢大輔(いせのたいふ)は
いにしへの 奈良の都の 八重桜
けふ九重に にほひぬるかな
と詠んでいます。
百人一首にも収められているので、
ご存知の方もいらっしゃいますよね。
姫りんご
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別名、イヌリンゴ、ミカイドウ、クラブアップル
植物でイヌ〜とつくものは
本物に比べて大したことないという意味があるそう。
動物の犬からきているのではなくて、
否ぬ(いぬ)からきているらしいです。
エゾノコリンゴ、サンナシ、ヒロハオオズミなど
などの種類も。
どれにしても果実は小さいです。
山吹
![](https://kie-aroma.com/wp-content/uploads/2020/04/ヤマブキ.jpg)
谷底に落とした金貨が山吹になったという
言い伝えがあり、
積み重なるように花が咲くことから
「金運」という花言葉があるのだとか。
後拾遺和歌集に兼明親王のお歌として
七重八重 花は咲けども 山吹の
実の一つだに なきぞ悲しき
と詠われたように
たくさん花が咲くのに実はならないのです。
室町時代の武将、太田道灌が道行きの際雨に降られ、
蓑を貸して欲しいと頼んだところ、
貧しい農家の娘に
この歌と山吹の枝をひと枝渡されたという エピソードは有名です。
道灌は意味がわからず、後に家臣から話を聞き、
無学な自分を恥じて勉学に励んだとのこと。
貧しくて蓑も貸せないほどだったのに、
この和歌を知っていたという昔の人の教養の高さにびっくりです。
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