雨の日に美しいアジサイ
フラワーヒーリングセラピストの希依です。
見事なピンクのアジサイ。
うちの方では結構珍しいのよ。
これはホンアジサイ。
日本で紫陽花といえば、ブルー
酸性土壌の日本では土中のアルミニウムを吸収し、
紫陽花のアントシアニンと結びついて青くなるようです。
鎌倉ではだいたいがブルー。
明月院なんてもうブルー一色の海のような世界を楽しめますよね。
さすがに人が多くて最近はまったく行かなくなりましたけど、
佇まいは素敵ですよね。
紫陽花の原種はガクアジサイで原産国は日本です。
ヨーロッパに持ち出したのはシーボルトだそうで、
その際の新品種が10種類以上あったそう。
この方はホント、なんでもお持ち帰りになりましたね…笑
ぽっこり丸い手毬のようなホンアジサイはヨーロッパで品種改良されて逆輸入されたそう。
実は悲しいことに古の時代からまったく人気のない花だったそうですよ!
なんでも奈良時代に歌に詠まれたのは二首のみ。
人気になったのは第二次大戦後。
奈良時代から昭和初期まで人気なかったんですよ。
曼珠沙華と一緒で死者に手向ける花だったからと言われています。
鎮魂のためにたくさんお寺に植えられるようになり、
それが観光資源になったらしいです。
そういえば昔親戚の家に行くと、
紫陽花ってお仏壇の前によく活けられていましたね。
雨の日にはアジサイがきれいに見えますね。
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