はじめまして。
こちらに訪問開いていただきありがとうございます。
フラワーヒーリングセラピストの希依です。
私はアロマテラピーに出会って2019年で22年、 アロマセラピストになって19年経ちます。
私は、 少なくても足りるアロマテラピーを実践しています。
アロマテラピーに出会ってからの約20年の間で、 アロマテラピーに対する想いもだいぶ変化してきました。
最初はまさにお仕事として お香の間に使い始め、 どうにかセラピストとして独立しようともがき、
介護ではアロマテラピーをなかなか受け入れてもらえなかったり、 そのことからハーブやクレイについて学んだりしました。
体と心の健康に与える香りの素晴らしさに触れ、 また、精油の原料となる植物の枯渇や絶滅も知り、 大好きな香りがなくなったり、 今の私に何ができるのかということを考えさせられました。
何しろ、 たった1kgの精油を取るために
ローズは4トン
ネロリは1トン
ラベンダーは150kg
必要なのです。
そのためハーブは細かく切り刻まれ、
クタクタに肥料としてしか使えない状態まで蒸気をかけます。
あなたがお持ちの小瓶の1滴は
それだけ貴重な植物の成分とエネルギーに満ちています。
その一方で、 メディカルアロマと呼ばれるものも学び、
通常1〜3%希釈で使われているものが 8〜10%や原液での使用も可能ということも知っています。
もちろんそれをきちんと学んで理解している状態で、
自己責任でご自身がお使いになるなら別に構わないと思います。
しかし、 きちんと理解しないままの使用での弊害も出ています。
私は原液使用や高濃度での使用は勧めていません。
足りるならそれこそ1滴でもいいと思うのです。

香十徳という漢詩があります。
一休禅師が紹介したことから日本でも知られているお香のことを読んだ漢詩です。
その中に
多くても差し障りない
という一文があります。
しかし、これはお香のことであり、 精油には当てはまりません!
そしてその漢詩の中には
少なくても足りる
という一文もあります。
私はその少なくても足りるのはアロマテラピーのことだと思っています。
自然にも体にもおだやかで、
すぐに変わらないかもしれないけれど、
少しずつ変化していく。
本来アロマテラピーは私たちの体の自然治癒力を高めるためのサポートなのだから。
そして自然治癒力を高めるのは、 何もアロマテラピーだけではありません。
ハーブも
毎日歩くこと
人にやさしくなれること
自分自身の体を知っていること
美味しくご飯を食べられること
たくさん笑うこと
こんなことも含めて、 あなたの自然治癒力はアップします。
精油もたくさん使えば 医療的に助かる人が出てくるのも重々承知しています。
それでも日々の香りを楽しみ、
リラックスし、リフレッシュするなら 精油だけではなく、
精油✕ハーブ✕歩く✕笑う✕… と
いくつも掛け合わせて大きな効果を生み出したいと思います。
あなたの想いもぜひ聞かせてくださいね!