肩こり解消に使える香り〜タイガーバームと白花油

フラワーヒーリングセラピストの希依です。
ここ数日、だいぶ肩こりが酷いなと思って、
久しぶりにタイガーバームを引っ張り出してきました。
私、結構好きなんですよ、タイガーバームの香り。
肩というよりも首の方に少しだけ塗っておくと
じんわりとしてくる使い心地と香りで首から肩が癒やされてきます。
そのタイガーバームの香りって香りの成分は
すべて天然成分なんですよね。
知ってました?
タイガーバーム
タイガーバームは1870年ビルマ・ラングーンのハーバリストであるアウ・チュ・キンが作ったのだそう。
現在はシンガポールの会社が販売しています。
元々このレシピは1500年前の中医学のレシピで、
痛みや炎症、筋肉強化のために使われてきました。
オリジナルのレシピにはトラの骨も入っていたのだそうです。
現在は鉱物油の基材以外は植物系の材料のみです。
パラフィンやワセリンといった鉱物油ですね。
タイガーバームは天然の香りの成分と原料のみで作られている
アロマクラフトでもあるのです。
香りは強いので、
日本のように密閉空間が多いところでは少し迷惑かもしれませんね。

成分は?
タイガーバームの説明書には詳しく成分が書かれていました。
中に入っている成分表より。
白
メントール 8%
カンファー 25%
ミント油(メントール除去済み)16%
カユプテ油 13%
クローブ油 1.5%
これだけメントールやミントが入っていれば、
虫除けになりますね。
赤
メントール 10%
カンファー 25%
ミント油 (メントールを除去済み) 6%
カユプテ油 7%
クローブバット油 5%
カシア油(シナモン) 5%
ベースはパラフィンやワセリンといった鉱物油ですから、
鉱物油を使うことに抵抗がない、気にしないなら
使うのもいいのではと思います。
オーガニックが良い方には勧めませんけど…
使い方わけ
白いタイガーバームは肩こり、炎症を抑えるなどの効果に
どちらかというと急性の炎症にいいと思います。
すーっとした使い心地がうっ滞した患部の炎症を抑えるかんじですね。
赤いタイガーバームは同じ肩こりや炎症を抑えるのでも、
慢性化した症状によく血流を良くして患部を温める感じ。
使い分けするのがいいのですが、
赤い方には洋服に赤い色がついてしまうという難点があります。
しかもおちにくい。
白花油

そのタイガーバームと一緒に出てきたのが白花油という
液体状のタイガーバームのようなもの。
こちらも結構よく効きます。
和興と書かれているのは香港メイド。
萬應(万応)と書かれているのが台湾メイドだそう。
元々はペナンの方で作られた製品だそうで、
万能薬として香港や台湾の女性のポーチに必ず入っているんですって。
頭痛薬がわりにもいいですね。
成分は?
白花油の成分も書いてありましたので紹介してみます。
ウィンターグリーン 40%
メントールクリスタル(L-メントール)30%
ユーカリプタス 18%
カンファー 6%
ラベンダー 6%
え?ウィンターグリーン???
痛みに効きそうな香りばっかりですよね。
特にウィンターグリーンにびっくり!
ウィンターグリーンは湿布薬の香りとして馴染みがあるのですが、
精油のウィンターグリーンには禁忌がかなりあるので使用を制限されています。
でもマジで痛みに効きますからね。←友人でお試し済み…笑
タイガーバームよりは香りが馴染みやすいかもしれませんが、
基本的に似たものしか入っていませんでした。
タイガーバームとの違いは
ミントオイルの代わりにメントールクリスタルが多く入っていて、
カユプテの代わりにユーカリプタスが入っている。
基本、あまり変わらない効果です。
まとめているのはラベンダー
香りにまとまった感じがするのは、
他の香りとのバランスを取るラベンダーが入っているからでしょう。
ラベンダーも痛みを取る香りですしね。
ラベンダーって優秀!
ウィンターグリーンは精油でも発売があるようですが、
精油では使い方にかなり制限があるので、
このような製品を使うのもいいかもしれません。
(こうした製品には安全に使うための配慮が最初からされているので)
この白花油は森に行くときの虫よけにもいいですよ!
ちなみにどちらもAmazonで購入可能のようです。
本当になんでも売ってますね笑
コメントフォーム