フラワーヒーリングセラピストの希依です。
今年の端午の節句は柏餅買えなかった。
残念な気持ちのまま カシワの話をしようと思います。

カシワのプロフィール
柏餅に使われているカシワ。
葉の鋸歯が丸くて可愛らしい形をしていますよね。
ブナ科の落葉高木のカシワは
日本、台湾、中国、朝鮮半島に分布する植物。
春の新芽が出るまで前年の秋に枯れた葉が落ちません。
そのことから 「葉守りの神」が宿る縁起の良い木として
代が途切れないとされ子孫繁栄を象徴とする木とされました。
その子孫繁栄を願って家紋に使われたり、
江戸時代9〜10代将軍の時代に 江戸で柏餅が生まれたのだそう。
名前の由来は葉で食物を包むことから
炊葉(カシキハ)、食敷葉(カシワ)というところから
カシワになったようです。

痩せた土地でも生育し、
海岸沿いでも火山の近くでも育ちます。
また寒冷地で育たないカラマツの代わりに 防風林としても使われます。
冬のカシワは枯れた葉が残っているので、
見た目はさほどよろしくない感じがしますが、
防風林としてはとても役に立っているのでしょうね。
漢字で書くと槲、檞(カシワ)
柏という文字はもともと ヒノキ科やスギ科の針葉樹をさしていたのだとか。
どんぐりの姿は丸くてなんだか可愛らしい。
こんな姿にも癒されます。
でも柏餅食べたかったな。
