どんぐりはトチノキとブナ科の樹木にしかできない!
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フラワーヒーリングセラピストの希依です。
買い物の行き帰りには大きな自然公園があるのですが、 そこでどんぐりを拾ってきました。
今日拾ってきたのは アラカシのどんぐりです。
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しまの帽子が可愛くないですか?
ころっとしていて実自体には縦縞が入っています。
アラカシはブナ科コナラ属の常緑の広葉樹です。
本州東北より南の地域、九州、四国、台湾にもみられます。
関西地方ではどんぐりといえばアラカシを指すくらいなのだとか。
またヒラガタクワガタが集まる木として有名だそうです。
どんぐりって基本的にブナ科の木にできるんです。
例外はムクロジかのトチノキです。
地域によってはトチノミで栃餅を作っているところもありますね。
近縁種のセイヨウトチノキはマロニエとして街路樹に植えられています。
ブナ科のどんぐりにどんなのがあるかというと
日本に自生しているのは
ブナ、ミズナラ、スダジイ、クヌギ、カシワ、 アラカシ、シラカシ、ウラジロカシ、
コナラ、ウバメガシ、マテバシイ、クリ(シバグリ)などです。
私が住んでいるのは神奈川ですから、 コナラ、クヌギなどが多いです。 マテバシイもあるかな。
基本的にどんぐりといえばコナラのことを指すように思います。
アラカシは今頃がどんぐりが落ち始めたくらいのようですが、
10月後半にはクヌギ、今月頭にはコナラが落ちていました。
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クヌギはブナ科コナラ属の落葉高木。
こちらは落葉なのですが、次の新芽が形成されるのが遅く、
枯れ葉がなかなか落ちずに木に残っています。
春になって新芽が出てきたら落ちてくるんです。
昔の日本の名前では「つるばみ」といいます。
薪や椎茸のホダギとして使われてきました。
樹液が幹から染み出していることも多く、 カブトムシやクワガタが多く集まります。
樹皮やドングリの殻をつるばみ染め(橡染め)の染料として用いられ、
媒染剤として鉄を加えることで染め上がりは黒から紺色になるのだとか。
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コナラはブナ科コナラ属の落葉広葉樹です。
こちらも薪や椎茸のホダギに使われてきました。
秋には黄色から赤に紅葉しますが、 クヌギ同様枯れてもなかなか葉が落ちません。
春に新芽ができてから落ちてくるんです。
カシワもそうですね。
写真だとちょっとわかりにくいですが、アラカシよりもコナラの方が小さいかな。
大きさはアラカシが1.5cmぐらい コナラが2cm弱、クヌギは2.5cmほどあります。
今年の収穫として飾っておこうと思います。
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どんぐりは食べられる!
種類によっては美味しく食べることができます。
スダジイやマテバシイは美味しいと聞きます。
ただし、私はクリしか食べたことがありません。
食べるためには最初のアク抜きはとても大変のようです。
何度か茹でこぼしながら水に晒すのを繰り返したり、
すりつぶしてから1週間も何度も水を変えながらさらしたりと
とても大変な作業のようです。
どんぐりクッキーなどを見かけたら とても大変な労力が使われている貴重なものですから、
ありがた〜くいただいてくださいね!
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