日本最古の記述のある外用薬〜ガマ
フラワーヒーリングセラピストの希依です。
日本で一番古い薬草の記述は古事記に記されています。
その植物はタチバナとガマです。
それもとってもポピュラーなお話なのですが、思い出せますか?
タチバナは日本の薬草として記述のある最古の内服薬です。
タチバナについてはこちらへ
ガマは日本の薬草として記述のある最古の外用薬です。
このガマの穂の花粉を落としてその上に転がりなさいと
大国主命は毛皮の剥がされてしまった白ウサギに言いました。
因幡の白ウサギの話に登場するガマの穂は
背丈が2mにも成長し、ソーセージのような円柱状の花穂が出てきます。
実際に収斂の効果で止血、消炎効果があるのだとか。
生薬名は「穂黄(ほおう)
花穂の見た目から蒲鉾の名前の由来になったとか
昔、鰻はぶつ切りで串に刺して焼いていたことからうなぎの蒲焼の語源にもなりました。
またすだれやむしろなども作られ、御簾草(みすくさ)とも呼ばれます。
アイヌではガマの茎を編んでゴザにしたり、バッグを編んで使ったとか。
古事記の時代からかなりヘビーユースの植物だったのですね。
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