フラワーヒーリングセラピストの希依です。
最近私の周りではスギナ茶がプチブーム!
私も昨年伊那から取り寄せたハーブたちの中にスギナがあり、
そのうち入浴剤にでもと乾燥させておいたのですが、
それをさっき細かくして乾煎りしてスギナ茶を作りました。
今回は細かく刻んだだけですが、
粉末にしてお湯を注ぐだけにしておくのも使いやすそうです。
煎れたばかりのスギナ茶はとうもろこしのひげ茶のような甘みがありとても美味しい。
冷めると生臭いなという感じがしますので、少量煎れて飲み切る方がいいなと思います。
ちょうど煎茶を切らしているので試してはいないですが、煎茶と混ぜても美味しそうです。

スギナといえば雑草として蔓延っちゃったら抜くのがとても大変な植物。
地下茎でどんどん土の中にしっかりと根を張ります。
まるでコラーゲンの網のよう。。。
そのスギナは肌のはりや透明感、髪の艶もよくするシリカを含んでいます。
シリカは美のミネラルとも言われるほどなのだとか。
ケイ素という名前でも呼ばれていますよね。
むくみや高血圧の改善にも役に立つ血、体内の中にある余分な水分を排出します。
ちなみにシリカ自体は他の食品でも摂取が可能ですから、
無理にスギナでなくてはいけないということはありません。
玄米、ひえ、アワ、小麦、ジャガイモ、トウモロコシ、ゴボウなどに含まれています。
特に皮の部分に含まれているので、皮ごと調理もいいですね。
海藻類にも含まれています。
化粧水にするならスギナが最適のようですね。
ホワイトリカーに3ヶ月漬けておきガーゼでこして使います。
生薬として全草を乾燥させたものを問荊(もんけい)といいます。
ヨーロッパでは熱を下げたり、癌を予防することに用いられているのだとか。
日本で使われ始めたのは江戸時代で、
オランダやポルトガルとの交易でスギナの薬効が伝えられてからのこと。
江戸時代にギナの若芽を米のとぎ汁でかるく茹でて、ユズの薄い輪切りを添えて汁にして食べたそうですよ。
どんな料理なんでしょう?想像がつきません。
そして効果が高いということは飲み過ぎはよくないということです。
その注意点についてもまとめました。
妊娠中、子どもに飲ませる場合は、必ずかかりつけの医師にご相談をしてください。
大量摂取は中毒に?
スギナにはビタミンB1を壊す成分(チアミナーゼ)や、微量ですがニコチンも含まれます。
お茶として飲む分には危険ではないそうですが、調理して食べる場合には摂取量に気をつけて欲しいとのことです。
心臓、腎臓に疾患のある方は飲まない
微量に含まれているニコチンは過敏症の方はもちろん、
心臓や腎臓に疾患のある方が飲むと症状を悪化させる可能性があります。
家に大量に生えちゃって困っている方はお茶として飲むだけではなく、
煮出した液をお風呂に入れて入浴剤という使い方はいかがでしょう。
湿疹やかぶれなどを和らげる効果があります。
アトピー性皮膚炎にも良いのだとか。
ツクシは春の味として野草料理によく使われますが、スギナにも目を向けるといろいろな可能性に繋がりますね。