日本のミントはすごかった〜和ハッカ
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フラワーヒーリングセラピストの希依です。
今日のハーブは和ハッカです。
戦前には世界生産の約7割が日本の和ハッカだったそうで、重要な輸出品だったそうですよ。
スーッとする香りは一気に熱を下げ、 痛みを和らげ、炎症を抑え、 消臭もする万能ハーブです。
飴や楊枝もあるようなので、 香りを試してみてはいかがでしょう。
和ハッカはシソ科の多年草で、
海外ではワシュハッカと呼ばれています。
日本独自の種ではなく、帰化植物です。
葉は少しほっそりとして、
縁がギザギザしています、
江戸時代の後期には
新潟県魚沼市でハッカ油を取った記録が残っているそうで、
古くから利用されてきた植物のひとつです。
上杉謙信の薬草のひとつとして使っていたなんて話もあるそう。
純粋な日本のハッカはヒメハッカと言います。
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今は北海道の北見でハッカを作っていますが、元々は暖かい所の植物です。
雨が少なく、風が弱いところが北海道だったのですね。
しかし暖かいことが大事なようですので、
北海道での栽培は苦労が多いことでしょうね。
和ハッカがこんなに人気だったのは、
和ハッカが含む成分を利用して
ハッカ脳を作っていたから。
ハッカ脳は蒸留した精油を精製して
メントールを取り出したもので結晶化しています。
これが熱を下げ、痛みを和らげ、炎症に効果があり、消臭もするという万能成分として、
戦前は日本の大事な輸出品目で、
世界の7割は日本産のハッカだったそうですよ。
そのメントール含有量は和ハッカ 65〜85%ほどあるそうです。
ちなみにペパーミントは40%ほどです。
現在は海外での栽培や
ワシュハッカとミントとの交配も進んでしまったことで、さほど多くありませんが、
北見ハッカは有名ですよね。
いろいろ商品もあるようですし、
使ってみてはいかがでしょうか。
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