今日はお香の日なのでお香の基本的なことを少し
フラワーヒーリングセラピストの希依(きえ)です。
そして、今日はお香の日です。
日本書紀に595年の4月、
淡路島に沈水木が流れ着いたとの記述があります。
そして香の字を一十八日と分解して4月18日がお香の日になりました。
今から1400年以上も昔から日本とお香には深い関わりがあるんですね。
同じ頃には仏教の伝来もあり、
お香といえばお寺のイメージもあるのではないかしら?
お香の煙は仏さまのお供え(お食事)といわれています。
私が香りの世界へ入ったきっかけはお香でした。
アロマテラピーよりも長いお付き合いです。
そこでお香の基本的なことをご紹介します。
お香の基本的なこと
お香とお線香は同じです。
植物を粉にしたものを練って乾燥させて作ります。
大きく分けて2つの種類があります。
それが 匂い線香と杉線香です。
匂い線香は、タブノキの木の皮をベースに香木や香料を調合しています。
杉線香は、杉の葉をベースに作られ墓参用として使われます。
またお線香は細長く押し出した香を並べて切り揃えたもの。
輪切りにすると丸いんですよ。
お香はお線香の他にもいろいろな形状があり、
平たくのばして切ったもの(コレは輪切りにすると四角い)
三角錐の形(コーン型)
丸薬のように丸めたもの(煉香)
可愛らしい形に型抜きしたもの(印香)
蚊取り線香状に長くぐるぐる巻きにしたもの(渦巻き香)
香木(木のチップですね)
などさまざまです。
香りの付け方は…
基本的には香りのある木(香木)と
つなぎになる木(タブノキの木の皮)を粉末にし、
練って自然乾燥しています。
ラベンダーの香りなどは香料や合成香料を加えていることもあります。
煙が出るのとでないのがあります
煙が少ないものは微煙香や少煙香などと明記して売られています。
毎日たくさんお香を焚くとか、
マンションなどの密閉空間では煙がない方がよいとのことで
作られたそうです。
このお香は炭が入っているので、
お線香の色は真っ黒です。
煙は出なくても結構喉にきますね。
自分を清めるためのお香もあります
お香には自分を清めるためのお香もあります。
それが塗香(ずこう)です。
パウダー状に細かくなっており、
手に取り体に擦り込む粉末状の香水みたいなものです。
最近の神社ではだいたい御手水がありますが、
その御手水が使えない時や
御手水の後にさらに身を清めるために使います。
お遍路さんが持ち歩いてお経をあげる前に
身を清めるために使っていますよね。
そのほか場を清めるために使うこともあります。
自身を浄化するためのお香なのです。
どんな時に焚くの?
基本的にどんな時でも構いません。
私は家に戻ったら、お仏壇に沈香系の香りを焚きます。
玄関やトイレなどは白檀の香りでその場を浄化することができます。
私のおすすめは。。。
私のおすすめは
・天然香木を使ったもの
・煙は出るタイプ
・当然のように合成香料を使っていないもの
です。たくさん試してみて欲しいです。
いいものを見分けるために。。。
お香のいいものって、
いいものを使っていないと粗悪品と違いがわからないんです。
エッセンシャルオイルとまったく同じです。
お香のお店に行って堂々と
合成香料を使っていないお香はどれか
お試しで焚いてもらえるか
聞いてみてください。
雑貨屋さんは無理かもしれませんが、
仏壇屋さんや宗教用具のお店なら
きっといろいろ教えてもらえると思います。
サンプルがあれば焚いてもらえると思いますよ。
買わなかったとしても、そのお香のサンプルがあればもらえるかも?
お香もこだわって使ってみてくださいね!
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