香り特有の表現はない〜本能に言葉はいらない
フラワーヒーリングセラピストの希依です。
香水ってお好きですか?
実は私、あまりご縁がありませんでした。
いい香水とあまりいい香りでない香水の違いがあまりわからなかったのと、
香水よりも仕事柄お香を使っていたこともあって、
2〜3本しか持っていなかったりします。
「香りの分類とブレンド(調香)」について 書こうかなと思います。
さて香りを形容する言葉はないということ、 ご存知ですか?
例えば、
・明るい感じ、透明感がある → 視覚的表現
・甘い香り、苦みのある、ぴりっとした → 味覚的表現
・調子、調和がとれている → 聴覚的表現
・重い、柔らかい、温かい → 皮膚感覚的表現
・香ばしい、つーんとくる → 味覚的表現
・優雅な、繊細な、若々しい → 情感を表す言葉
どれもが他の感覚器の表現なんですよ。
香りの表現は、
他の五感を使った香りの表現はたくさんあるのに、
香り特有の表現がないのは、 実は「世界共通」 なのです。
どこの国にも香り特有の表現がないのです。
フランスでもインドでも中国でもね。
これはきっと、
言葉が生まれる前の時代から
香りが生存するための本能に直結していたからでしょう。
本能的には言葉はありませんしね。
昔、栗崎先生にサインをしていただいた時のメッセージもまさにそう。
つまり自分が香りを感じる時は言葉は要らない。
人に話す時に要るんですね。
香りの面白さはこういうところにもあるのです。
ちなみに私のお気に入りの香水は、
ネロリの香りを再現したという香水です。
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