フラワーヒーリングセラピストの希依です。
今日のハーブはシナモンです。
スパイスの王様と言われ、お菓子や料理に調味料として使われていますね。
冷えやむくみを楽にし、血行を良くします。
肌をきれいにするので、シミ、シワ、たるみにも効果があるとか。
過剰摂取は良くありませんが、 薬味程度に足すのはいいですよ。

シナモンのプロフィール
シナモンはクスノキ科の植物で、 肉桂、桂皮とも呼ばれています。
セイロンシナモンとカシアと2種類が使われます。
セイロンシナモンはスリランカで生産される柑橘系の爽やかな香りがします。
色は薄い茶色で、シナモンスティックは薄い樹皮が幾重にも重なっています。 高級品。
カシアは東南アジアや中国で生産されるふくよかで甘く濃厚な香りです。
セイロンシナモンよりは安価で手に入ります。 シナモンスティックの色は少し赤茶色です。
お菓子や料理に調味料として使われるほか、 消化不良や膨満感、循環器系の流れを良くするとして昔から使われてきました。 集中力や記憶力もアップします。
血行が良くなれば肌もきれいになりますよね。
日本には8世紀後半に入ってきたそうで、 正倉院宝物の中にシナモンも納められています。
樹木自体は江戸時代に入ってきています。
セイロンシナモンとカシアの違いは クマリンの含有量です。
クマリンはシナモンの香りを決めている芳香成分ですが、 過剰摂取で肝機能に影響が出ます。

東京都が平成19年度に 市販されているシナモンスパイスやシナモンを含む食品のクマリン含有量 として調査しています。
http://www.fukushihoken.metro.tokyo.jp/shokuhin/hyouka/files/20hyouka2-siryo2-3.pdf
セイロンシナモン 13.7ppm カシア 3257.5ppm ppmは100万分の1%です。
圧倒的にセイロンシナモンが少ないですよね。
シナモンの1日の摂取量は0.6〜3gです。
セイロンシナモンでは364.58gが1日の許容量で、
カシアが1.53gですから、
スパイス的に1振り使うのは
(シナモンパウダーの一振りは約0.1g)問題ないのかもしれません。
ですが、
カシアをセイロンシナモン同様にふんだんに使うことは多少問題がありますね。
特に妊娠中の多量摂取は要注意ですから
セイロンシナモンを選ぶようにした方がいいかと思います。