和歌にも詠われた夏の七草

フラワーヒーリングセラピストの希依です。
春の七草、秋の七草は有名ですが、 実は夏の七草というのもあります。
それをご紹介しますね!
涼しさは よし い おもだか ひつじぐさ
はちす かわほね さぎそうの花
という和歌に詠まれた夏の七草。
勧修寺経雄という昭和初期に活躍した方が詠まれました。
どこかでみたり聞いたりしたことがあるなと思いましたが、
夏の七草だとは思いませんでした。
よし、い
よしといぐさは昔から日本人が使ってきた植物で、
よしはヨシズや茅葺き屋根の吹き替えに使われています。
いぐさは畳表ですね。
夏の日差しを遮ったり、暑い中で畳で寝転んだりと、
なんだか夏休みの風景が思い起こされますね!
おもだか
おもだかは水田の雑草ですが、
この栽培の変種はおせち料理にも使われるクワイです。
クワイはその姿から芽が出るという縁起物です。

ひつじぐさ、はちす、かわほね
ひつじぐさは午前2時(未の刻)に花が開くことから ついた名前で、
水蓮の一種です。
はちすはもちろん、ハスのこと。
かわほねも水草で黄色の花を咲かせます。
水に浮かぶ花も涼しさを感じます。
水蓮の葉を見るとなんだかカエルが位相じゃないですか?笑
さぎそう
鷺が羽を広げたようなとても美しい花です。
環境省のレッドリストに入っています。
凛とした姿が涼しさを思い起こさせるのでしょうか。

夏の七草は後2つあるのです。
それはまたご紹介しますね。
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