フラワーヒーリングセラピストの希依です。
春になるとにニリンソウを見るのが楽しみなのですが、
それとセットで確認することが
トリカブトがどんな植物だったかということ。
芽吹きも一緒で、自生する場所も同じ、
見た目も似ているとあれば
やはりしっかりチェックしたいですよね。
今日はトリカブトをご紹介します。

トリカブトのプロフィール
毒といえばトリカブト。
数年前に事件で使われたりしたことで、
すっかり有名になってしまいましたよね。
ドクゼリ、ドクウツギと並んで、
日本の三大有毒植物として名を連ねています。

そのトリカブトは
キンポウゲ科トリカブト属の多年草。
日本には約30種のトリカブトの仲間が自生しています。
自生する場所は 沢などの湿気の多い場所。
雪解けとともに芽を出し、
8〜10月ごろに花を咲かせる頃には
1mほどの高さになります。
花の色は紫、白、黄色、ピンクなどあります。
セリ、ニリンソウ、ゲンノショウコ、ヨモギなど
似た植物が多く間違えやすい植物です。
間違えて食べると0.2gで即死レベル。。。
毒の成分はジテルペン系アルカロイドのアコニチン。
神経伝達系に作用し、心筋や呼吸器、内臓などの 働きを破壊します。
症状は嘔吐、呼吸困難、臓器不全などから
数十秒で死に至る即効性もあるんです。
毒に対しての薬はなく、 吐かせたり胃洗浄が中心になるとか。

この毒草ではありますが、
昔から矢じりに付け、動物の狩に使われていたそうです。
特にアイヌではヒグマや鹿を取っていたそう。
日本武尊は伊吹山の豪族に このトリカブト毒矢で殺されたとされています。
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