沖縄のヌチグスイ(命の薬)のひとつ〜ゲットウ
フラワーヒーリングセラピストの希依です。
写真の整理をしていたら 月桃の綺麗な花でてきたので、
今日はゲットウをご紹介します。
ゲットウのプロフィール
最近では美白効果もあることが有名になり
化粧品も出ているゲットウ。
熱帯から亜熱帯アジアに自生している
ショウガ科ハナミョウガ属の多年草です。
日本には九州から沖縄にかけて自生しています。
5月から6月にかけて一部ピンクの白い花序が並び、
その蕾が開くと黄色い花が咲くのです。
9〜10月には赤い実がなります。
種子はお茶に。 健胃作用や整腸に効果があります。
葉から精油を取ることができ、
スパイシーで爽やかな香りがしますが、
少し好みは分かれるようです。
沖縄では葉にお餅を包んで蒸した
カーサムーチーが有名ですよね。
旧暦の12月8日に作るそうですが、
その際には野生のゲットウの葉を採取するのだそう。
ゲットウの葉で包んだ餅はカビが生えない
と言われているそうです。
ゲットウというのは台湾語の発音だそうで、
その音をそのまま漢字に当てたのが 月桃ということらしいです。
ということで、
日本には台湾からやってきたわけですね。
本来は繊維が丈夫なことから、
サトウキビを縛る紐として、
屋根材の一部として有用活用されてきました。
久米島紬や宮古上布で絹糸を
ゲットウの染液で染めているそう。
綺麗なサーモンピンクに染まるみたいです。
本当に沖縄の生活に密着しているんですね。
一度沖縄をゆっくり旅してみたいです。
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