慈愛を持った花〜禊萩(ミソハギ)
フラワーヒーリングセラピストの希依です。
昨日のお花のメッセージでご紹介した禊萩(ミソハギ)。
ミソギハギとも言いますね。
そのお花のお話をしていこうとおもいます。
今年の東京でのお盆は7月13日から16日。
その盆飾りに禊萩が使われます。
盆棚のご飯の横に供えられ、 水の子や餓鬼のための水を振りまくためだそう。
禊萩はミソハギ科の多年草で、
茎が四角く、80センチほどの高さに成長。
7〜8月にピンクの花を咲かせます。
日本や朝鮮半島あたりが原産地だと言われます。
暑さにも寒さにも強く、 日当たりの良い水辺を好むので、
湿地や川のほとりに自生します。
田んぼの脇なんて最適環境ですね。
最近ではアメリカにも増えてきたそうで、
外来種として駆除対象になっているとか。
名前の由来は ハギに似ており、禊(みそぎ)に使われたから。
仏教と深く結びついているんですね。
民間薬として千屈菜(センクツサイ)として
下痢止めや急性の腸炎、むくみなどに使われたそうです。
花の咲いている時期に地上部分を全草刈り取り、天日乾燥したものを使います。
お盆やお墓に飾るお花も 意味があってその花を飾っているのですね。
今年先人を偲ぶ時には花の意味も含めて
いい時間として偲んでくださいね。
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