フラワーヒーリングセラピストの希依です。
銀座で街路樹を中心に街の植物を見たのですが、
歌舞伎座前の神社にもクスノキを植えられていました。

クスノキって神社やお寺で とても大事にされている木ですよね。
特にその場所の御神木とされていることが多いです。
寺社ができた時にクスノキを植えたというよりも
このクスノキのあった所に創建されたというほうが あっているのかもしれません。
クスノキ自体は本州の南の方に多く自生する木ですから
西日本では特に御神木とされて 巨大な銘木もたくさんありますね。
関東の神社の境内にも必ずクスノキがあります。
数百年で20〜50mの巨木になるクスノキは
こんなところからも神様が宿る御神木とされたのでしょうね。
日本一大きいと言われる鹿児島の蒲生八幡神社の蒲生のクスは一度お目にかかりたいですね。

またクスノキは樟脳を多く含む植物です。
樟脳(カンファー)は防虫剤にもなる成分で、
クスノキの周りには虫が来ないとか。。。
精油のラベンサラはこのクスノキのケモタイプです。
ケモタイプは同じ植物でありながら生育場所によって含有する成分が違ってくる植物。
ラベンサラはマダガスカル特有のクスノキで
メインになる成分は1.8–シネオールですっきりしたユーカリのような香りがします。
クスノキの葉は 葉脈が3本通っています。
葉の縁はギザギザの鋸歯はなく、 波打っています。
厚みがあってツルツルで光沢もあります。
なんだかとてもかわいらしい葉なんですよね。
葉を折ると爽やかな香りがします。

そういえば神様だけではなくて トトロもクスノキに住んでいますよね。
意外とあなたの身近にもある木かもしれませんね。