無患子(ムクロジ)は子どもが患わ無いための縁起物
フラワーヒーリングセラピストの希依です。
拾ってきた木の実にはこんなものもあります。
真っ黒で硬い実です。決して鳥の◯んではありません。
これはムクロジという木の実の種です。
ムクロジは無患子と書きますが、
これは『子どもが患わ無い』という意味からきているそう。
真っ黒で硬くて昔から羽子板の羽根に使われてきました。
羽子板で叩いても壊れたりつぶれたりしないほど硬いのです。
この実に鶏の羽根をつけて使ったそうです。
羽根つきは元々、蚊を追い払うところから始まったとのこと。
蚊は感染症を媒介しますから、羽根つきは蚊を引っ叩いている姿なんですよね。
ちなみにお正月に羽根つきをするのは室町時代から行われていたようです。
そこから跳ね上げる(羽根、上げる)ということ、
羽子板は厄を跳ね返すという意味もあることから縁起物になったわけですね。
子どもが患わ無いための縁起物なんですね。
生薬名は延命皮(えんめいひ)といい、果実の果皮を乾燥させたものです。
その乾燥した果皮を砕いて布袋に入れて洗剤として使ってきました。
ムクロジは食べることはできません。
昔は強壮や去痰薬として使われていたようですが、現在は使われていません。
果実の皮にムクロジサポニンという有毒成分が含まれ、
溶血作用があり、誤食すると胃腸障害や下痢を発症するとか。
この果皮を水につけて揉んでいると泡が立ってきますよ!
この羽子板の羽根ってクサギに似てますよね。
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