私はみずから輝くことができる〜ハス
フラワーヒーリングセラピストの希依です。
今日のハーブはハスです。
レンコンの花?それ野菜じゃん!ってツッコミありそうですが。
お茶として、咳が止まらない時の民間薬として使われています。
良い事に目を向けていれば私は輝いていられる
という心を穏やかにするメッセージもあり、瞑想にも使われるのですね。
ハスのプロフィール
ハスはインド原産の多年性水生植物。夏にとてもきれいな、そして大きい花を咲かせます。花の色はピンクと白。花の時期は7月で夏の季語にも使われます。
蓮の花は朝の日の出前に開き始め、7時頃が満開になります。
そして、9時頃には花を閉じ始め、お昼頃には閉じてしまいます。
日本名はたくさんあり、はちす、水芙蓉、不語仙、池見草、水の花などです。特にはちすはとても古くからの名前で、花の終わった後が蜂の巣のように見えることから来ているとか。
インド原産ということもあり、仏教に結びついていますよね。
その清浄な花を夜明け前に咲かせる姿が、仏の智慧や慈悲の象徴とされてきました。その香りは瞑想とリラクゼーションに用いられてきたのです。
『ハスは泥より出でて泥に染まらず』
という言葉がありますが、ハスの花は泥の中から美しい花を咲かせます。
どんな汚れた世の中でも、ありのまま受け入れて、 いいことに目を向けていれば、自分は輝くことができる。
そんなメッセージが伝わってきますね。
ハスといえばレンコン。レンコンはハスの地下茎が肥大したものです。
輪切りにすると穴が空いており、先を見通せる縁起物としておせち料理にも入りますよね。
主な成分は糖質で体の中でエネルギーになります。
体を温めるのですね。
またビタミンCが多く含まれます。
ビタミンCは熱に弱いのですが、糖質が多いことで加熱しても壊れすに多く残ります。
ミネラルや食物繊維も豊富で、便通を良くすることや大腸がん予防、動脈硬化、高血圧予防なども期待できるとか。
またポリフェノールの一種のタンニンは切り口を黒くする物質ですが、消炎や止血作用があります。
おろし汁を使って咳や喘息の発作を止めます。
このおろし汁ははちみつとお湯を注ぐだけですが、咳にとても効果があります。
大根はちみつにするよりもえぐみは少ないので、飲みやすいです。
喉が痛かったらぜひお試しを。
そういえばレンコンのこと、ハスを食べるって言いますか?
東京周辺の一部地域ではレンコンのことをハスとそのまま呼んでいます。
私もそうなのですが、「ハスを食べる」というと、「ハスは食べない。食べるのはレンコン。」と返されてしまいます。
みなさんの地域ではどうでしょう?ぜひ教えてくださいね。
地域特性が面白いと思った出来事でした。
コメントフォーム