フラワーヒーリングセラピストの希依です。
今日のハーブはイブキジャコウソウです。イブキジャコウソウは日本原産のタイムです。
年末の忙しさと乾燥した気候で疲れから風邪やインフルエンザを呼び込んでしまいがちですね。
ちょっと喉が痛むなと思ったらタイムのお茶でうがいしてみましょう。
早期疲労回復し体を強壮、元気に前に進む力が湧いてきますよ。

イブキジャコウソウは日本原産のタイムです。
背丈は15センチ程度の日本一小さい木のひとつ。 茎は地面を這うように繁殖します。
小さいのですが、 茎をよく見ると木質化していて 木なんだなあというのがわかります。
タイムって西洋ハーブの代表のような香りですが、 日本でも実はタイムがあって、 昔から使われてきたのですね。
普段出回っているタイムは 和名をタチジャコウソウといいます。
イブキジャコウソウはその近縁種で、 滋賀県の伊吹山でたくさん自生していることから イブキの名がついています。
イブキジャコウソウはとても香りが強いです。
ジャコウソウ(麝香草)というのは 麝香(麝香鹿から取れる香料)に香りが似ているところから来ています。
百里離れていても香りが届くことから別名は百里香。
初夏にはかわいらしいピンクの花が咲きます。

イブキジャコウソウだけではなく、 どのタイムにも言えることですが、
抗菌、抗ウイルス、抗真菌などの作用があり、 風邪の時に効果を発揮します。
また神経を強壮し、免疫を刺激しますので、 疲れをとってやる気を起こします。
タイムはキッチンハーブとして スーパーの調味料売り場にも見かけますし、
ハーブ専門店にもティーにする美味しいハーブが手に入ります。
やはり風邪のひき始めの喉が痛いときのうがいと
好きなハーブとプラスして入浴剤として使うのがおすすめです。
入浴剤はだしパックにハーブを入れて、 洗面器に熱湯で5〜10分抽出します。
これを湯船にいれます。
*やけどには注意してくださいね。
お料理だけではなく、 日常のお役立ちに使ってみてはいかがでしょうか。