胃腸を整えて早期疲労回復!〜生姜
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フラワーヒーリングセラピストの希依です。
今日のハーブはジンジャーです。
冬場の体の温めにいいハーブといえば ジンジャーです。
おなじみの野菜としてご自宅の冷蔵庫には だいたいありますよね。
体を温める効果は有名ですが、 使い方次第では体を冷やしてしまうこともあるそうです。
体の芯から温める効果で体調管理をしていきましょう。
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Contents
ジンジャーのプロフィール
まずはプロフィールから。
ショウガ科ショウガ属の熱帯アジア原産の植物で、
4000年前からアジア、熱帯地方では
消化や風邪の緩和に使われてきました。
インドでは紀元前300〜500年頃、
保存食や医薬品としての記録があり、
中国では紀元前650年頃の 孔子の食生活を記した書物に
はじかみの記載があるそうです。
この頃にはどちらも栽培していたようです。
また15世紀にスパイス交易をした欧州の船には、
ビタミンC不足を補うため、
壊血病予防にレモンが載せられたのは有名ですが、
同じように交易をしていた中国の船には
鉢ごと植えられたショウガを積んでいたそうですよ。
ショウガはビタミンCも豊富なのです。
中国人はショウガに含まれるビタミンCが
壊血病に効果があることを知っていたのですね。
そしてスパイス交易でもショウガを売っていたと。
さすが商売上手の中国人ですね!
欧州では古代ギリシャで生薬として使われていたとか。
しかし欧州の気候が合わず栽培できなかったようです。
日本へは2〜3世紀にミョウガと一緒に入ってきたと思われ、
奈良時代には栽培していたようです。 (古事記に記載あり)
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体を温めることも体を冷やすこともできるジンジャーですが、
使い方によってどちらの効果も使うことができます。
その成分がショウガオールとジンゲロールです。
生のショウガにたっぷり〜ジンゲロール
ジンゲロールは生のショウガに多く含まれる成分で、
強い殺菌力を持ち、喉の痛みや席に効果的。
血行を促進し、手足の先を暖める効果が高い。
発汗作用があり、風邪のひき始めに効果あります。
火を通してショウガオールに変身し10倍増!〜ショウガオール
ショウガオールは胃腸を刺激して血流を流し、
体の奥から温めます。
内臓の働きを高める効果があり、
胃腸の調子を整え胃痛や下痢にも効果があります。
代謝アップするのでダイエット効果が期待できたり
消化や吸収の働きが高まるのでデトックス効果も。
運動する前にショウガを摂取すると
代謝がアップするので運動の効果が高くなります。
朝起きてすぐもおすすめ。 活動的な1日になりますよ。
寝る前に 体を温めることで睡眠の質を上げることができます。
寝る前は熱を放出し体温を下げるので、 入眠しやすくなります。
睡眠前に生姜湯(白湯にショウガパウダーやはちみつ、
レモンなどお好みで加えて)を飲んでみましょう。
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ショウガパウダーを作ってみよう
ショウガを薄くスライスして30分ほど蒸します。
茹でると水溶性せいが流れ出ちゃうから。
その後からっからに乾燥させます。
パキッと割れるくらいからからにしてね。
それをミルサーでひいてショウガパウダーにします。
ショウガパウダーは買うと高いですが、 簡単に作れます。
でもこんなときはちょっと控えめに
高熱が出ているとき
脱水症状があるとき
極度に皮膚が乾燥している
こんな時には少し控えめにしてみましょう。
胃腸を整えて素早く疲労回復させてくれる ショウガをご紹介しました。
ショウガパウダー、ぜひ作ってみてね!
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