若返りの水、ハンガリーウォーターを仕込む!
![](https://kie-aroma.com/wp-content/uploads/2020/07/image-24.jpeg)
フラワーヒーリングセラピストの希依です。
昨日インフューズドオイルをご紹介したのですが、
もうひとつチンキ剤も仕込みました。
チンキはハーブを度数の高いアルコールで浸けたもので、
ティンクチャーとも言います。
このチンキ剤は化粧水になったり、自分で飲んだりすることで、
ハーブの成分を取り込むことができます。
通常のハーブティーでは出てこない成分を度数の高いアルコールで抽出していきます。
海外では薬として使われているものもあるようです。
今回はハーブチンキの代表格と言えるハンガリーウォーターを作るべく仕込んでみました。
ハンガリーウォーターとは
中世ヨーロッパ時代のハンガリーの王妃のエリザベート1世のために
イタリアの修道院から献上したのが ローズマリーをアルコールに漬け蒸留されたもの。
これが始まりなんですね。
この時のエリザベート1世は 70歳の高齢でリュウマチや通風に悩んでいました。
その蒸留水をとても気に入り、体につけたり、飲用するなどして、
元気と若々しさを取り戻したそう。
その美しさは72歳の時にポーランドの王子にプロポーズされるほどだとか。
ハンガリーウォーターが若返りの水とされるのが わかりますね。
材料と作り方
![](https://kie-aroma.com/wp-content/uploads/2020/07/image-24-800x600.jpeg)
・ヒーズ
・アップルミント
・ローズマリー(生、ドライ)
・ハマナス
・タチバナの果皮
・ラベンダー
ウォッカ 200ml
作り方は簡単。
煮沸消毒し乾かした容器にハーブを入れ、 ウォッカを注ぎます。
3ヶ月ほど寝かせてから濾します。
その際にハーブが液体の中に入っているように 押し込んだり、
日に数回振るなどしてウォッカが行き渡るようにします。
ローズマリー
![](https://kie-aroma.com/wp-content/uploads/2020/07/image-27-800x600.jpeg)
ローズマリーは古くから若返りに良いと使用されてきました。
優れた抗酸化作用があり、血液循環を促進する効果があります。
代謝が良くなって、疲労も回復、血行も良くなり、 脳の働きも活性するので、記憶力や収集力アップ。
感情的にもネガティブな感情を手放し、 愛情を持たせてくれます。
ヒース
![](https://kie-aroma.com/wp-content/uploads/2020/07/image-22-800x600.jpeg)
ヒースは天然のアルブチンを含む植物です。
シミ、そばかす、色素沈着、ニキビなどのトラブルや 美白効果を期待できます。
化粧水などの外用でもティーとして内用してもOK。
アップルミント
![](https://kie-aroma.com/wp-content/uploads/2020/07/image-21-800x600.jpeg)
アップルミントは青りんごとハッカを足したような フルーティーな香りがします。
ミントはの脳の働きを活性化し、集中したい時にピッタリ。
その一方で熱を冷まし、天然の胃腸薬にもなります。
ミントは活力を与えてくれた後鎮静させる珍しいハーブです。
ハマナス
![](https://kie-aroma.com/wp-content/uploads/2020/07/image-26-800x600.jpeg)
ハマナスは日本原産のローズの花です。
美白や美肌、月経にまつわる女性特有の不調に働きかけます。
なんといってもローズは女性のためのお花ですから。
雅子皇后陛下のお印もハマナスです。
タチバナの果皮
![](https://kie-aroma.com/wp-content/uploads/2020/07/image-20-800x600.jpeg)
タチバナの果皮 タチバナは日本原産の柑橘類で、
美白効果があることで研究もされています。
メラニン生成を抑制し、紫外線から細胞を守る効果があるとか。
ラベンダー
![](https://kie-aroma.com/wp-content/uploads/2020/07/image-19-800x600.jpeg)
ラベンダー たくさん混ぜたハーブのバランスを取る効果があります。
また傷の治療や肌トラブルにも効果があります。
![](https://kie-aroma.com/wp-content/uploads/2020/07/image-23-608x600.jpeg)
ちょっとハーブを詰め込みすぎた気もしますが、
こちらも出来上がりが楽しみです。
コメントフォーム