若返りの水、ハンガリーウォーターを仕込む!

フラワーヒーリングセラピストの希依です。
昨日インフューズドオイルをご紹介したのですが、
もうひとつチンキ剤も仕込みました。
チンキはハーブを度数の高いアルコールで浸けたもので、
ティンクチャーとも言います。
このチンキ剤は化粧水になったり、自分で飲んだりすることで、
ハーブの成分を取り込むことができます。
通常のハーブティーでは出てこない成分を度数の高いアルコールで抽出していきます。
海外では薬として使われているものもあるようです。
今回はハーブチンキの代表格と言えるハンガリーウォーターを作るべく仕込んでみました。
ハンガリーウォーターとは
中世ヨーロッパ時代のハンガリーの王妃のエリザベート1世のために
イタリアの修道院から献上したのが ローズマリーをアルコールに漬け蒸留されたもの。
これが始まりなんですね。
この時のエリザベート1世は 70歳の高齢でリュウマチや通風に悩んでいました。
その蒸留水をとても気に入り、体につけたり、飲用するなどして、
元気と若々しさを取り戻したそう。
その美しさは72歳の時にポーランドの王子にプロポーズされるほどだとか。
ハンガリーウォーターが若返りの水とされるのが わかりますね。
材料と作り方

・ヒーズ
・アップルミント
・ローズマリー(生、ドライ)
・ハマナス
・タチバナの果皮
・ラベンダー
ウォッカ 200ml
作り方は簡単。
煮沸消毒し乾かした容器にハーブを入れ、 ウォッカを注ぎます。
3ヶ月ほど寝かせてから濾します。
その際にハーブが液体の中に入っているように 押し込んだり、
日に数回振るなどしてウォッカが行き渡るようにします。
ローズマリー

ローズマリーは古くから若返りに良いと使用されてきました。
優れた抗酸化作用があり、血液循環を促進する効果があります。
代謝が良くなって、疲労も回復、血行も良くなり、 脳の働きも活性するので、記憶力や収集力アップ。
感情的にもネガティブな感情を手放し、 愛情を持たせてくれます。
ヒース

ヒースは天然のアルブチンを含む植物です。
シミ、そばかす、色素沈着、ニキビなどのトラブルや 美白効果を期待できます。
化粧水などの外用でもティーとして内用してもOK。
アップルミント

アップルミントは青りんごとハッカを足したような フルーティーな香りがします。
ミントはの脳の働きを活性化し、集中したい時にピッタリ。
その一方で熱を冷まし、天然の胃腸薬にもなります。
ミントは活力を与えてくれた後鎮静させる珍しいハーブです。
ハマナス

ハマナスは日本原産のローズの花です。
美白や美肌、月経にまつわる女性特有の不調に働きかけます。
なんといってもローズは女性のためのお花ですから。
雅子皇后陛下のお印もハマナスです。
タチバナの果皮

タチバナの果皮 タチバナは日本原産の柑橘類で、
美白効果があることで研究もされています。
メラニン生成を抑制し、紫外線から細胞を守る効果があるとか。
ラベンダー

ラベンダー たくさん混ぜたハーブのバランスを取る効果があります。
また傷の治療や肌トラブルにも効果があります。

ちょっとハーブを詰め込みすぎた気もしますが、
こちらも出来上がりが楽しみです。
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