紅葉は芽吹き準備完了の合図
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フラワーヒーリングセラピストの希依です。
秋の鎌倉散策に行ってきました。
今回の企画は和ハーブ協会のイベントで、 小海先生と鎌倉を歩き、秋を食する小旅行です。
私も和ハーブインストラクターとして 参加をさせていただきました。
メニューは 前半は鎌倉の広町新地で散策(植物採取はありません)、
後半は調理室にて和ハーブを使った料理を作って食べる、
最後には和ハーブをオリジナルブレンドしたお茶を作り、 飲むというとても盛りだくさんな内容でした。
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散策では
ネズミモチ 熟したネズミモチの実を焙煎してコーヒーのようにしていただくとおいしいとか。
葉は若返りの妙薬とされたとか。
クコ 川辺で最近良く見かけるクコも赤い実をつけます。
今年は早かったようで9月には実をつけていたそうです。
クコの葉をいれてご飯を炊くともちもちしたご飯で美味しいです。
ツリフネソウ 水辺や湿気のあるところに咲いています。
ギシギシ ネバネバした若芽をさっと熱湯をかけ細かく刻んで納豆に入れると美味しいそう。
昆布出汁のお吸い物にするとじゅんさいのようで美味しいですよ。
カタバミ 日本中どこでもみられる黄色い花にハートの形の葉がかわいい。
少し酸味がありそうめんの薬味にするといいとか。
このカタバミの葉で汚くなったお金をこするとキレイになりますよ。
セキショウ 水辺に生えるショウブの仲間で元々入浴に使われていました。
現在では小ぶりのセキショウに比べて大きいショウブに取って代わられちゃいました。
エノキ ゾウの葦のような木肌で昔から一里塚として植えられていました。
旅人の休憩のために日陰を作っていたのです。
また葉の裏はザラザラしていて紙ヤスリとしても使われていたそう。
葉の形も左右非対称なんですよ。
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調理に使ったもの
ツルナ ニュージーランドホウレンソウとの別名ももつ海岸沿いに繁殖します。
肉厚な葉で茹でてもへたらない水分がたっぷり。 なので天ぷらには向かないです。
今回は胡麻和えにしました。
食用菊の「モッテノホカ」 菊の御紋を食べるなんて以ての外!という由来もある食用菊。
山形の特産品として有名ですよね。
さっと湯がくときにお酢をいれて色止めします。
ムカゴ 山芋の葉の付け根にできるムカゴ。
本当は自然薯のムカゴがとても美味しいそうですがほとんど見かけることはないほど貴重なのだとか。
カキ 柿を天ぷらに。 お菓子のようで美味でした。
その他、ユキノシタ、キクイモ、ミツバなど。
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普段食べない野草でも きちんと処理をすれば美味しくいただくことができ、
スーパーで買った野菜からは得られないエネルギーをいただけます。
食事をしたあとに本当に元気になるんですよ!
これが自然の力なんだなあと思います。
季節が変わると植物も姿を変えます。
春の芽吹いたやわらかい葉は
夏の日差しでとても濃くしっかりした葉になります。
これからの時期は紅葉し葉が落ちます。
でもこれは秋になったから葉を落とすのではないんですよ!
紅葉して葉が落ちるのは次の準備ができたから。
新しい芽吹きのための準備が整ったという合図なのです。
春先に花が咲き種がこぼれた植物は
今の時期に発芽して大きくなっているものもあります。
春になったら即花を咲かせることができるように。
こんなところからも次の準備が大事なのだと 感じさせられますね。
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