習字の日に、すっきりとした香りが静寂を呼ぶ〜龍脳(りゅうのう)
フラワーヒーリングセラピストの希依です。
今日は習字の日なのだとか。
いい(11)もじ(2)という語呂合わせだそう。
文字を書くということ 少なくなりましたよね。
手帳は手書きの手帳にしているのですが、
それでも書くことは少ないです。
普段はPCで文字を打っているので、
漢字を改めて書くとなるとどんな字だっけ?
書き順は?とか思うことも多いです。
ましてや筆で書くなんて、 とてもご無沙汰です。
子どもの頃は習字を習っていました。
私は左利きなので、
子どもの頃に文字は右で書けるようにと通っていたんですね。
あの墨の香りがとても落ち着きますよね。
墨の香りは龍脳(りゅうのう)という香りです。
龍脳は東南アジアに自生するフタバガキ科の常緑樹を
水蒸気蒸留し、その後冷却し固形化したものです。
主要成分はボルネオールで、
インド、ペルシャ、中国などでは万能薬として
虫除けや殺虫剤、芳香剤に使われてきました。
すっきりとした香りで静寂を呼んでくれます。
この香りなら確かに習字にはぴったりです。
さて墨は
ニカワ、松煙(しょうえん、赤松の墨) 油煙(ゆえん、植物を燃やしたすす)に
龍脳(りゅうのう)と香料を加えて練ってから形を整えて乾燥させます。
型に入れて3ヶ月、乾燥させる間には型を開けてはいけないのだそう。
その間に乾燥して8割の大きさになってしまうそうです。
そして古ければ古いほど良い墨に変化していくのだとか。
墨って奥が深いんですね〜
心と向き合うのにぴったりなのが良くわかりますね。
一度写経にも挑戦してきたいと思います。
コメントフォーム