満月がとても眠かった人へ〜月の満ち欠けと心と体

フラワーヒーリングセラピストの希依です。
ここ数日体調がよくなかったとか眠くて仕方なかったという時に
月齢を見ると満月や新月の近くだったなんてことがありませんか。
そもそも月の影響とはどういうことなのでしょう。
今の日本人は月の影響を感じることもなく過ごしています。
夜になっても明かりは煌々とついています。
いつでも電気が使えて、街も家もとても明るいです。
その恩恵はここ数十年のものです。
それまでの日本人はつきあかりを頼りに
とても暗い夜を過ごしていました。
月を見ることは生活の一部だったのです。
暦
現在の暦、グレゴリオ暦は「太陽が地球を1周する期間」に合わせています。
グレゴリオ暦のことを太陽暦や新暦ともいいます。
その一方で新暦の昔の暦は旧暦と呼ばれ、
新月を月の始まりの1日(朔日)として1ヶ月としました。
旧暦は「月の満ち欠け」でひと月としていたのです。
4月の満月最近ではピンクムーンなどと呼ばれることが多いですが、
日本では月齢に沿って名前がついています。
朔(さく)、三日月、上弦の月、下弦の月、十日夜(とうかんや)、
望月(もちづき)、十六夜(いざよい)、立待月(たちまちづき)、
居待月(いまちづき)、寝待月(ねまちづき)、有明月、
三十日月(みそかづき)などなど。
そしてその月の名前が睦月、如月、弥生などとついています。
4月は卯月卯の花が咲く頃のひと月の意味があります。
卯の花はウツギではなく、
旧暦の4月頃咲く花であるコアジサイ、ヤマアジサイなどを指していたようです。

月のサイクル
月は一定のサイクルで規則正しく満ち欠けを繰り返します。
月の周期は29.5日で、
新月から始まって、上弦の月、満月へと大きくなっていき、
満月を過ぎた時から徐々に小さくなり、下弦の月そして新月に戻ります。
満月はその月のサイクルのちょうど中間点で、クライマックスのような時期でもあるのです。
なぜ私たちに影響があるの?
私たちの体は60%が水分でできています。
月が潮の満ち引きと同じような作用を体の水分に与えるのです。
満月に近づけば体に水分をため込むので、浮腫みやすくなります。
その影響で疲れやだるさが強くなり眠くなるというわけです。
女性には2つの女性ホルモンが潮の満ち引きのような働きをしているので、
月の影響をもっと受けやすくなりますよね。
満月は満ちるエネルギー
新月から月が満ちていく期間には、
私たちも月と同じように心や体に何かを吸収し、
蓄えておこうという力が強く働く時期です。
それは栄養を吸収するだけではなく、学びも吸収されやすくなります。
栄養も水分も体の中にため込むので、
満月は実物の収穫時期のタイミングですし、
トリートメントやエステなどもとても良い時期です。
ダイエットには気をつけて!
反対に気をつけなくてはいけないことはダイエットをしている人。
新月から満月までの間は膨張するエネルギーを受け取りやすい時なので、
いつも以上に高カロリーなものや脂肪、糖分の多いものにご注意くださいね。
むくんで体が重いと感じる方は水分を排出するハトムギ茶やゴボウ茶がお勧めです。
リンパドレナージュで水分調整もいいですね。
メンタルに与える影響
月が満ちてピークとなった満月は心にも影響を及ぼします。
前向きになる、物事を進める、積極的になるなどの
ポジティブになる時ですから、楽しむこともいいですね。
ただしハメを外し過ぎないことが要注意事項です。
集中力も落ちる時期でもありますから、
意識して良い方向へいくようにコントロールしましょう。
まとめ
ここしばらくとても眠かったり頭痛がしたりと体調に変化があった人も多かったようです。
月の影響だからと割り切って、
この月なら体調が変化するからこうしようと準備することも大事ですね。
来月の満月は今年一番地球に接近するスーパームーンです。
もっと大きく心と体に作用する可能性がありますので、
ゆっくりと整えていきましょう。
コメントフォーム