芹と三つ葉を足した香りの持ち主〜シャク
フラワーヒーリングセラピストの希依です。
人参のような葉っぱの野草シャクです。
セリ科シャク属の多年草で、杓とかきます。
別名はヤマニンジン。
せりと三つ葉を足したようなかおりがします。
小さい5枚の花弁を持つ白い花が咲き、
少し湿度の高い場所に生えています。
上の写真は近所の市民の森で、下の写真は鎌倉で見つけたシャク。
春先の柔らかい茎や葉が食用になり、味にクセがなく美味しいです。
シャクの実の形が米粒に似ており、
古代神事にもさく米として使われてきたそうで、
山菜として親しまれてきた植物です。
主要成分はリグナンで、根に多く含まれます。
消化吸収や滋養強壮によく、
エストロゲン様作用や抗がん作用があるとされて
研究が進められています。
ゴマや亜麻仁にも多く含まれていますね。
掘った根を流水でアク抜きして粉にしたものを
米などと混ぜて力餅にしたそうです。
シャクは地味な感じの山菜ですが、
古代からとても親しまれ、
その秘めたパワーは医療にも使われているのですね。
ちなみに ドクニンジンと呼ばれるものもあるそう。
寒いところで育つので北海道に自生しているとか、
悪臭の香りがするので見分けるとか、
言われていますが見たことないです。
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