フラワーヒーリングセラピストの希依です。
もう5月も今日で終わり。
5月にも何度か森に入っていましたが、
植物の様子は日々変わりますね。
ドクダミのお花を少しいただくことができたので、
ホワイトリカーに漬け込んでみました。
お花だけだと見た目がかわいい〜
もっとぎゅうぎゅうに詰めてもよかったなあ〜
先日いただいたヨモギでも漬けてあるので、 化粧水は事欠かないでしょう。
今日はその日本の民間薬の代表、 ドクダミのお話です。

ドクダミのプロフィール
ドクダミはドクダミ科ドクダミ属の多年草で、
東アジアに広く生息する植物です。
葉は濃い緑で柔らかく強い芳香があります。
その香りが苦手だという人も多いでしょう。
また地下茎で広がっていき、
繁殖力はとても強い植物です。
ちぎれた茎からも育ちます。
5〜6月に花が咲く時期を迎えます。
花は花穂が上に伸びた穂状に 薄い黄色の花を咲かせます。
4枚の白い十字の花びらに似たものは 苞(ほう)と呼ばれる部分です。
ちなみにこの苞が八重咲きのものもあります。

見た目はとても清楚な花ですが、
やはり強い芳香が好き嫌いをはっきりさせますね。
別名はこの強い芳香から。
この強い芳香は独特で、
毒が入っているのでは?と 思われたことから
ドクダメ(毒溜め)→ ドクダミに。
この強い芳香は高熱によって消失します。
大和本草には
「我が国の馬医が馬に用いると十種の薬の効果があるので、
十薬(じゅうやく)という」 という記述があり、
万病に効く薬草として「日本薬局方」にも記載があります。
このドクダミの葉は利尿、便通、高血圧予防にも 効果があります。
ハトムギと一緒に煎じたお茶を飲むと とても効果があるとか。
デトックスには最適なんですね。
それだけではなく、
化膿した腫れ物の膿を出すときにも使われます。
注意としては 単独で使用する際、
体が冷えていたり体調が悪い時は用いないことだそう。
お茶として飲むにしても 他のハーブと混ぜたほうが
まろやかになり飲みやすいです。
今回はお花のみを焼酎漬けにしたので、 出来上がりが楽しみです。