フラワーヒーリングセラピストの希依です。
紅花と金蓮花のタネが送られてきました。
やっぱりすぐに蒔きたいのですが、
私、引越しを控えておりまして。。。。
悩ましい〜 と言いつつ、
結局蒔いちゃいました!笑
今日はその紅花をご紹介。

紅花は染料として、
そして食用油として使われているので、知られたお花ですよね。
キク科ベニバナ属の1年草です。
原産はアフリカのエチオピアと言われており、
古代エジプトのミイラのための布を 黄色く染めていたのだとか。
日本へはシルクロードを通って、 奈良時代に入ってきたようです。
和名を末摘花(すえつむはな)といい、
源氏物語にも登場します。
末摘花は源氏物語に登場する女性の一人で、
頑固で一途で純真な心を持っていたのですが、
生活が困窮していたので光源氏が救済。
末摘花は光源氏が女性につけたニックネームで
彼女は美人ではなく、鼻が赤かったのだそう。
平安時代のニックネームのつけ方も なんだか優しく感じますね。
花は乾燥させて漢方薬になったり、
染料や化粧品の口紅の原料として
種は絞って紅花油(サフラワー油)として 使われてきました。
現在は安価な中国産に押されて 生産もわずかになっています。
お花は6月下旬から7月にかけて咲き始めます。

紅花は血行を良くするだけではなく、
血管内にある動かないものを流す働きがあり、
体を温める薬酒に紅花を加えると
血行を良くして穏やかに体調を補ってくれるそう。
お酒とともに飲むのがとても効果的なのだとか。
養命酒にも入ってますよね!
ということで、 大事に育てていきたいと思います。