和ハーブってどんなもの?〜日本の風土に根付いてきた植物たち
フラワーヒーリングセラピストの希依です。
お香からスタートしアロマテラピー、そしてハーブを学び始めた時に
日本独自のハーブ文化はないのかしら?そう思ったのは、
地産地消とか身土不二という言葉を知ったからです。
地産地消は私たちの生活圏で食物を作り消費していくことで、
身土不二(しんどふじ)は生まれ育った風土と私たちの心と体は2つに分けられないという考え方です。
使うなら地元もののがいいよね。
なのに、ハーブは西洋ハーブが中心。
日本のハーブ文化はないのかな?
そう単純に思ったことから見つけたのが
和ハーブと呼び、植物を生活、歴史、文化も含めて伝えている和ハーブ協会でした。
そこで日本独自に使われてきた植物とその植物文化の豊かさに圧倒されたんです。
日本ってすごいんじゃん?って。
田舎があって、祖父母がいてという家庭なら多分普通に伝えられてきた植物の使い方もまったく知らなかったので
日本には本当にすごいものがあったのだと思いました。
その和ハーブは
食べ物として
薬として
生活を彩る色として
心身を清め整えるための入浴剤として
織物として
私たちの魅力を引き立てる化粧として
神仏に祈り、邪を払うものとして
住むための場を整えるものとして
暮らしの中の生活用品として
毒として
たくさん使われてきました。
そのために和ハーブにはその植物の種類は小さな野草だけではなく、
樹木も含まれています。
日本の在来種だけではなく帰化した植物も含まれます。
特に江戸時代より前から使われてきた文化的な歴史もある植物を
すべてひっくるめて和ハーブとしています。
伝えられなければその文化は途絶えてしまいます。
日本が培ってきた大事なものを伝えていきたいと思います。
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