眠りのためのお茶〜レモンバーベナ

フラワーヒーリングセラピストの希依です。
今日のハーブはレモンバーベナです。
パーベナだけでも表記されていることがあります。
レモンバームとは違いますよ!
知らないと思いきや、
爽やかな香りは石けんの香り付けに使われるお馴染みの香りです。
そしてフランスでは不眠症と安眠のためのお茶として、
広く飲まれています。
普段使いのお茶ですね。

レモンパーベナのプロフィール
レモンパーベナはクマツヅラ科イワダレソウ属の多年草です。
原産国はアルゼンチンやパラグアイ周辺の南米です。
聖なる薬草として供物にされていたようです。
和名は香水木(コウスイボク)、防臭木(ボウシュウボク)
欧州には17世紀にスペイン、ポルトガルへ伝わり、 浄
化のための聖水として、軟膏を作るハーブとして、
また民間療法として頭痛や虫刺されに使われてきました。
フランスではこのレモンバーベナのお茶をベルベーヌと呼び、
不眠症と安眠のための日常茶として飲んでいます。
プロヴァンスの方では、出産の2週間前から安産のために飲み始めるそう。
出産後の疲労回復や利尿作用のためにしばらく飲むのだとか。
まさに女性のためのお茶ですね。
スッキリしたタイプのハーブティーのブランドにもよく使われていますし、
実は石けんの香り付けとして広く使われています。
ボディシャンプーとかローションなどで見かけることがあると思います。

レモンバーベナの効果は?
このレモンバーベナは、 風邪の時に発汗を促し、熱と咳を和らげます。
肝の働きを促し、腎臓を浄化し、 肝炎、黄疸などの症状、泌尿器系の問題、 月経周期を整え、
母乳不足や乳腺炎にも使われています。
そして精神的にも気持ちを明るくし、 次につながるような気持ちを持たせてくれます。
カルペッパーの本には 内側(心)と外側(体)のすべてを癒す と書かれているそうですよ。
17世紀に伝わってから、 欧州で爆発的に広まったのがわかりますね!
注意事項もあります
ハーブティーは飲みやすいのですが、 妊娠中は子宮を刺激するので飲めません。
精油は妊娠中はダメということに加えて、 光感作があります。
皮膚刺激も強めなので1%以下の希釈が必要です。

レモンバームのスプレー
今回はレモンバーベナのルームスプレーをご紹介します。
気持ちを明るくし、前向きになれる香りです。
無水エタノール 10ml
精油10滴 精製水 40ml
精油はレモンバーベナとラベンダー、ゼラニウムなどで合計10滴
全体が50mlの時、精油10滴で1%になります。
レモンバーベナのまとめ
南米からやってきて、不眠症と安眠、女性の出産をサポートするお茶として、
ヨーロッパで親しまれてきたレモンバーベナ。
飲みやすく香りも良いので日本での人気ですね。
心も体も癒すお茶として取り入れてみてくださいね。
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