強さを高めて流れを作り出す〜ターメリック
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フラワーヒーリングセラピストの希依です。
昨日、トトラボさんで発酵ウコン味噌の仕込み会に参加してきました。
講師はtabelの新田理恵さん。地球のしごと大学の薬草養生学部でお世話になりました。
昨年からいろいろなハーブを練りこんだお味噌をいただく機会があり、
自分でも作ってみたいと思っていましたので、とても楽しみにしていました。
味噌造りは介護が本格的に大変になる前まで作っていました。
今年から再開という感じですが、
昔と違うのは少量づつ違うハーブを入れて仕込んでみようと思っています。
その第1弾がウコンというわけです。
ウコンはカレーに使われていたり二日酔いに良いのはご存知ですよね。ターメリックとも言いますね。
自分の中の強さを高めて流れを作り出すエネルギーを持っています。そして防虫効果があったり、アンチエイジングにも効果があるそうなのです。
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ターメリックのプロフィール
ターメリックはインド原産のショウガ科ウコン属の植物。ターメリックはウコンの仲間なのです。根茎はやっぱり生姜のような姿ですが、切ってみると中はとても鮮やかな黄色をしています。
インドでは 紀元前にはすでに栽培もされていたそうです。
とても生命力が強く、掘り出してその辺に置いてあっても発芽し成長、
そして花まで咲かせることがあるのだそう。花はきれいな白やピンクの色です。
このウコン。大きく分けて3つあります。
秋ウコン(ウコン)
春ウコン(キョウオウ)
紫ウコン(ガジュツ)
この中でターメリックのように食用とされているのは秋ウコンです。
苦味が少なく独特の香りがあります。
きれいな色の成分がクルクミンで、カレーの色味やたくあんの色付けに使われています。
今回のお味噌にもこの秋ウコンを使いました。
酸化防止、炎症を抑えたり、痛みを落ち着かせたり、血液循環を良くするなどの効果があるとされています。
インドの伝統医学アーユルベーダの生薬の材料として使われています。
沖縄では酒飲みの友と呼んでいるそうですよ。健胃作用や肝機能保持の目的なのでしょう。
あとの2つはとても苦いので食用ではなく、健康食品、漢方薬として使われているそうです。
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防虫効果もあるかも?
最近では少なくなりましたが、呉服を包む風呂敷の染料をしても使われていました。
うちにも呉服屋さんにいただいた真っ黄色のウコン染の風呂敷が1枚あります。
また自宅でかんたんに染めることができるので、スカーフや赤ちゃんの服を染める方もいらっしゃるとか。
私はまだやったことがないのですが、触媒にお酢を使うときれいな色味に仕上がるようです。
アンチエイジングにも!
クルクミンには活性酸素を抑制する抗酸化作用があるので、
若々しい体を作るお手伝いをしてくれます。
美肌効果もシミ、くすみ、しわを改善するようで、張りのある肌になるそう。
注意事項もあります!
とても効果があるとはいえもともとはスパイス。
少量使用で食卓を彩ってきたのですから、
大量摂取は逆に肝機能を痛めることになりますのでご注意を。
また妊娠中、授乳中、肝機能疾患をお持ちの方は飲まないようにしてくださいね。
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ターメリックでミルクティー
ターメリックはスパイスコーナーで手に入りますね。
これをお茶にしてみませんか?ミルクティーにするのがおすすめです。
温めたミルクにターメリックパウダー、シナモンパウダー、ジンジャーパウダーを加えて混ぜるだけ。
本当はミルクと少し煮た方がいいらしいのですが、お手軽に!
もうひとつは紅茶のミルクティーにターメリックパウダーをひとふりする。
どちらもお好みではちみつを加えてくださいね。
朝の起き抜けや入眠しやすくするために就寝1時間前が良いとか。
体をとても温めます。二日酔いのときもいいかも?
そして今回は味噌の仕込みにウコンを入れました。
出来上がってくるのは早くて7月ごろ。 楽しみです。
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